顔合わせ@夢の国 ①

息子のふとした一言から、流れに乗って、まだまだ先だと思っていた誠君と子供たちとの顔合わせが実現しました。


奇跡的に夢の国のチケットが取れ、家族全員で楽しみにしていた今回のイベント。
お願いだから誰も体調を崩したりせず、無事当日を迎えられますように。。と毎日祈る思いで過ごしました。


そして迎えた当日。
8時オープンの夢の国に向かうべく、6時過ぎに誠君と待ち合わせ。
誠君の待つ駅に子供たちと3人で向かいました。
駅で誠君の姿が見え「あっコタさん(※誠君のLINE上のHN)だ」と私が言うと、息子は「俺がコタさん呼んでくる!!」と車を停めると走って誠君を呼びに行きました。


運転は誠君が行きも帰りも引き受けてくれたので
ここでドライバー交代。


「おはようございます(^▽^)
娘ちゃん、息子君今日はよろしくねー」と言って車に乗り込んできた誠君。
娘は「おはようございます・・・」と緊張した声。
そりゃそうだよね、初対面だもの。
今日一日で少しでも距離が近づいてくれると良いなと思いながら出発しました。



首都高は普段では考えらえないくらい空いていて
7時過ぎには無事到着。


走り出してすぐは娘は「眠たいし酔うと嫌だから寝てるね」と目をつぶって静かにしていて、息子ばかりが誠君に「コタさん!!コタさんあのね」と話しかけていましたが、途中から「寝れないわ。。」と起きてきた娘も、息子の話にツッコミを入れたり、誠君と直接話さないまでも、ちゃんと「一緒に会話」をしていて、車内は早朝から騒がしくも楽しい旅路となりました。


パークに入場後は、娘はまだまだ誠君に対しては警戒状態で常に私の横にいました。
息子は純粋にコタさんとのお出かけが嬉しいようで、誠君の横を離れなかったので、ちょうど男子チーム、女子チームで前後で行動する形に自然となりました。


外出をして誠君の存在にありがたいと思ったことは多々ありましたが一つはやっぱり「トイレ」。
離婚してから息子には着いて行ってあげることができず、戻りが遅くても、単に混んでいるだけなのか、何かトラブルがあったのか分からず、ヤキモキしたことも何度もありましたが、息子がトイレに行くと「じゃあ私も行ってくるわ」と誠君が連れション(笑)をしてくれるので、私も娘と並行してトイレに行くことができ、女子トイレがたとえ混んでいても、焦ることなく済ませることができました。


大抵待たせてばかりの女子チームでしたが、トイレから出た瞬間、息子と誠君が笑いながらしゃべっている姿が目に入り「周りから見たら親子だよねぇ(T_T)」とトイレの前で、感慨深く見つめてしまう私は、周りから見て変なオバサンだったと思います😂



もう一つは、子供たちの乗りたいものが分かれてしまったとき。
娘はコースター系が大好きですが、息子は落ちる系は怖いし、揺れる系は酔ってしまうしで全般的に苦手です。


実は「一番混むスプラッシュマウンテンにまずは乗りたい!」という娘の意見を聞き、しょっぱなからスプラッシュマウンテンに乗った私たち。
息子は「これ落ちるでしょー嫌だなー嫌だなー」とずっと言っていて「大丈夫だよ。一瞬だよ」と励ましてしましたが、乗る直前にはすっかり黙ってしまうほど緊張状態。


いざ出発すると、誠君の腕にギュッと腕を絡ませて完全に彼女状態(笑)
この様子を見て、息子に無理に苦手なものを乗らせるのは可哀想と思ってくれた誠君はその後「ビッグサンダーマウンテン乗りたい」「スペースマウンテン乗りたい!」と娘が言うたびに「え。。(T_T)」っていう顔をする息子を見て「娘ちゃんと二人で行ってきなよ。息子と私は他のモノ乗ってるからさ。行こう!息子。何に乗るー?」と自然に息子と別行動をしてくれて、息子も娘も我慢をせず二人が満足できるようにしてくれました。


私一人だったら、どちらかに妥協してもらうしかなかったなぁと思うと、感謝しかありませんでした。


そんなわけで、4人掛けでもない限り、基本的には女チームと男チームで分かれて乗るばかりだったのですが、2時間くらいたったころでしょうか、アトラクションに乗った帰り並んで歩いていた娘がポツリと「私、コタさんとも横に乗っても良いよ」と言いました。


「え?Σ(゚Д゚)」とつい聞き返してしまった私に「ママが言ってた通り・・コタさん良い人だね。優しいと思う。横乗っても大丈夫だと思う」と言ってくれました。


(長くなったので続きます)