顔合わせ後に思うこと

お久しぶりです。
前回彼と子供たちと一緒に夢の国に行ってから、早くも二か月弱が経過しました。
あー早いなぁまったく。
その間にすっかり季節は進み、夜の虫の声や空の高さに秋を感じます。


その後・・・というと、彼と子供たちがすっかり仲良くなりました!  



なーんてことはなく(;^ω^)



夢の国の夢のから醒めた娘は、それはもう冷静に(T_T)
でも息子は「次はごはん行こうよ」と楽しみにしてくれているようで
何より、私の中で彼が「秘密の存在」ではなくなったことは
私の心の安定に大きく影響を及ぼしました。


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時間は少し遡って。。緊急事態宣言がようやく空けたころ
8年乗ってる車の法定点検があった。
ちょうど担当さんが異動になって、新しい担当さんとは初対面のタイミングで、前の旦那を知ってる人はいないだろうから、と彼にも一緒に付いてきてもらった。


担当さんからは買い替えの案内もあって
でも、当初はまーったく考えていなかった私。
だって、家のローンとか教育費とか今だって大変なのに、この上車のローンまで毎月の支払いに入ってくるのは厳しい。
数年前から買い替えの案内はされていたけど「そんなお金ないから」という理由で、検討すらしていなかったのだけど、今回横で聞いていた彼から「もう8年乗ってるから、そろそろ新しい車の購入も検討しても良いんじゃない?今の車は子供たちと3人で乗るには大きすぎるし、もっとコンパクトにしたら自動車税もガソリン代も節約できると思うよ」と言われ、なるほどーとまずは下取りの査定額を出してもらうことに。


たまたま乗ってる車種が中古でも人気の車種で、且つ色々オプションもつけてたってのもあって予想以上に良い査定額(´ω`*)

時間がたつほど査定額は当然下がるし、買い替えるなら早い方がよさそう。

私はものすっごく優柔不断なのだけど、方向性が決まったらとっとと動きたいタイプ(笑)
早速翌週から、色んな車を見に行きました。

彼と一緒にお店に入ると、お店の方は当然私たちを夫婦として扱ってくれる。
「奥様は・・・」「旦那様は・・」そんな言葉がくすぐったくて嬉しくて
伴侶なら普通にある「人生の大きな買い物」の一つに、彼が一緒に立ち会ってくれてることに高揚感を感じながら営業さんの話を聞いていました。
 
あるメーカーのある車種がとても気に入って
担当してくれた若い営業マンも好印象。
購入を具体的に考えはじめたとき、フとあることに気づきました。

このまま購入手続きが進めば、納車の時は子供たちとくることになる。
この頃はまだ子供たちには誠君の存在はトップシークレットだったから、彼と一緒に車を見に来ていたことを知られることは絶対に避けなければいけない。

でも、営業マンは彼のことを「ご主人」だと思ってるだろうから、当然子供たちの「お父さん」だと思うだろうし、納車の時に「今日は旦那さんはいらっしゃらないんですか?」なんてことを言わないとも限らない。

勿論そんなこと言わないかもしれない。
でも、言うかもしれない。
リスクを考えたら・・・。

席について、担当の営業さんと商談の前の雑談をしているとき
誠君のことをさりげなく「車のことがわからないから、アドバイザーとして友達に来てもらった」と説明。
言われた担当さんは「!そうなんですね」と驚き顔。
そりゃそうだよね。夫婦だとばかり思っていただろうから。
「訳アリ」って思ったんじゃないかと思う。

これが、すごくすごく嫌だった。
彼の前で、彼の存在を否定するようなことを言わないといけないのが、すごく悔しかった。
そして、どんなに二人の気持ちが「夫婦同然」いや「夫婦以上」だと思っていても、家族としてのイベントに彼に堂々と参加してもらうわけにはいかない現実を思い知った。


それから・・あの8月の子供たちと誠君の顔合わせを経て
今度は私の保険の見直しに、窓口に付き添ってもらうことになった。
担当さんと初めての面談時「えーっと。。こちらの方はご主人・・・?」と聞かれて、ちょっと考えて「今はまだ違いますが、いずれ旦那さんになる人です」といった私。

「友達です」でも「彼氏です」でもなく「いずれ旦那さんになる」と言えたのは、子供たちに誠君を紹介できたことが大きく影響していたと思います。
あのイベントがあったから、私の中で彼と生きていく人生が具体的にイメージができるようになりました。未来のイベントを思い浮かべるとき、必ず私の隣に彼が居るイメージができる。

これからもそのイメージがずっと続くように、彼との時間を大切に過ごしたい。
そんな風に思う今日この頃なのです。