スカートパワー

なかなかPCにじっくりむかってブログを書く時間が取れず。。
仕事が忙しいと、家帰ったらやることやってそれ以外の余裕が無い(-_-)


でも、ようやく一か月以上ぶりの「なれそめ編」を書けそうです💦
もう、どこまでだったか、自分でも思い出すのに一苦労。


ということで、前回は↓ここで終わってました(笑)



では久々の<なれそめ編>です。


ネカフェで、不意に「CD代」としてキスをされた私。
誠君からは、以前「お家も大事にしてね」と牽制されてしまっていたけど、なんとなく誠君も葛藤してるような気がした。


葛藤してるから髪の長さの好みを言ったり
スカートをはいてほしいと言ったり
二人きりの時、キスをしてくれたのかなって。


でも「キスをしました。はい、お付き合いしましょう」みたいな、そんな単純にはいかない。

それでも、私にとって誠君からのキスは、本当にうれしくて
彼の気持ちを少しだけ垣間見れた気がして
すこーしだけ自信が持てた。

ネカフェでのキスの1週間後、仕事帰りに一緒に帰る約束をして、週末に誠君が「似合うと思うなぁ」と言っていたスカートを買っていた私。
約束の日の朝のLINEで

とも「あのね。実はスカート買ったの。今日履いていくから、帰り道感想聞かせてね。」
誠「えー!そうなの??うーん、でも感想。。あの混雑した電車の中でいうの、ちょっと恥ずかしいかも」
とも「そっかぁ。。あーじゃあ、LINEで良いから感想教えて(笑)」
誠「わかった」

そんな会話をして、スカートの感想にドキドキしながら待ち合わせの駅のホームに向かった。
誠君はまだ来てない。
私は先に列に並んで誠君が来るのを待ってた。

後ろから「お疲れー」って誠君の声。
「あ!」って嬉しくてニコニコ顔で振り向く。

その時、私の姿を上から下まで見た誠君が、何か言いたげな表情に見えた。
けど、何も言わず、そのまま電車に乗り込んだ。

感想はLINEでって約束だったもんね。
車中も、服装については触れず、他愛のない話を楽しく話してた。
そんな中、例のネカフェがある駅に近づいてきた。
思い出すと、やっぱりドキドキして、照れくさくなってしまう。
「先週の今日、キスしたんだ・・」なんて想像しながら
その駅に到着。

と、その時、誠君が、私の腕をつかんで「ごめん、ちょっとだけ時間ちょうだい?」ってドアに向かって歩いた。
「え?」って思いながら、とりあえずついていく。
電車を降りて、黙々と歩く誠君にせっせと着いていく。

「あ・・あのネカフェだ。。え?なんで?」
私の様子に気づいたのか、「服装の感想、やっぱり口で言いたくて。いきなりごめんね。ネカフェに寄って良い?」とようやく説明してくれた。
「うん」とそのままおとなしく着いていく。

部屋に入って靴を脱ぐ。
やっぱり個室はドキドキする。

くるっと、こちらを向く誠君。
私に近づいてくる。

「スカート・・・ものっすごく可愛い。
ホームで振り向いた姿が、どうしようもなく可愛くて
その時から途中下車すること考えてた。」

まさかのべた褒めに、恥ずかしくて誠君と目を合わせられない。
下を向いて照れていたら、ぎゅって抱きしめられて、
2度目のキスをされた。

キスから、誠君が私を可愛いと思ってくれてる気持ちが
伝わってくる気がして、嬉しくて、満たされて、幸せなキスだった。

そのまま、キスが首筋におりて、耳たぶを甘噛みされて
恥ずかしさと気持ち良さで、呼吸が荒くなる。
誠君の首筋からコロンの香りに混じった誠君の匂いを感じながら
胸を触られて、気持ち良さに思わず声が出てしまう。

あくでも下着の上からだったにも関わらず
「あっ・・・あぁ・・・」とひとしきり鳴かされて
誠君の手が止まった時には、くったりしてしまってた。

帰り道、キスだけの前週は恥ずかしくてギクシャクしたのに
可愛いと言ってもらえたこのときは、なんだか嬉しくて
電車の中での会話も幸せいっぱいだった。

誠君との距離が縮まった気がした。
でも、まだ誠君が話そうとしてる例の「話」がなんなのか
そこが不安でもあった。