＜なれそめ編＞
離婚を決めて
最初に考えたのは子供たちのことでした。
『離婚』をしないのが一番いいことは分かってる。
でも、『離婚』を選択するからには、せめて
少しでも子供たちの心の傷が小さく済むように
してあげたかったのです。

お子さんがいて、離婚をされた方に
どうやって打ち明けたのか
どんなタイミングで打ち明けたのか
その時のお子さんの反応はどんなものだったのか
失礼とは承知の上で、参考にさせてもらいたかった。

でも、子供が小さいうちに離婚している友人が多く
思春期のお子さんがいて離婚している友人はほぼいなく
そんな中、思い出したのが彼でした。

「ちょっと相談したいことがあるので飲みませんか？」
そんな感じで彼と飲む約束をしました。

最初はいつものように仕事の話をして
少しお酒が入ったところで、
離婚を考えていること
子供たちを少しでも傷つけないために
言い方やタイミングを悩んでいること
失礼は承知で、言える範囲で良いので
体験談を聞かせてもらいたいことなどを
話しました。

彼は私が離婚を考えていることに
非常に驚きながらも
自分の時の経験を話してくれました。

その話の流れで、お嬢さんの話になり
お嬢さんにメロメロな彼の姿を見て
私は不謹慎にもドキドキしてしまったのです。

帰り道、何度も思い止まりながら
やっぱり、どうしても知りたいと
勇気を出して
LINEの交換をお願いしてみました。
「良いよ。でも、全然使ってなくて
たまーに娘から来るくらいだから
レスポンスは遅いかもしれないけど。」
と言いながら「で？どうしたらいいの💦？」
と、全く使いこなせてない感じの彼(笑)

この時のLINE交換がなければ
今の関係はおそらくなかったと思います。
離婚に至るまでの葛藤や不安な思いを
彼からのLINEでたくさん救ってもらいました。

そして、今やLINEは私たちの会話の
重要なツール(笑)
あの時勇気を出して、ホントに良かった！と
しみじみ思うのです。