緊急事態になった今思うこと

緊急事態宣言が出た影響もあって
仕事は完全に在宅勤務に切り替わった。


会社に行っていたからこそ帰りがけに会えていた私たちは
お互いが在宅になり、少なくとも平日のちょい飲みやお茶はできなくなった。


最初はそれでも日曜日にモーニングだけでも、お茶だけでも、っていう気持ちでいたけど、緊急事態宣言が正に出た地域に住んでいる私たち。
子供の学校だけでなく、習い事も次々お休みの連絡が入って、学童すら急を要する家庭の利用だけになって。。自分の認識の甘さを痛感した。


会いたいけど、今は駄目だよね。
そもそも、私がもしコロナに感染していて誠君に感染させてしまったら。。
50代の誠君のほうがリスクがずっと高い。高齢のお母さんも一緒に住んでるんだもの。


こんな時、「家族」であるということ。「夫婦」であるということの意味を感じる。
私たちは、今は独身同士だから、LINEも電話もお互い気にすることなく好きな時にできるし、仕事帰りに30分くらいほぼ毎日会って話もできる。
誠君が言う「形ばかり夫婦でいることに意味があるの?気持ちが伴うなら、夫婦であるかどうかは気にならない」って言葉の意味も、だいぶ理解できて来た。


でも・・それは平時の時なんだよね。
有事の時は「家族」「夫婦」はやはり特別だと思う。
今夫婦二人でスーパーで買い物をしていても当たり前のこととして捉えられるだろうけど、私が誠君と会って二人でスーパーで買い物をしていたら、当たり前のこととして捉えられるだろうか。
「買い物という名の逢瀬」ととらえられてしまうと思う。実際、そういう思惑もあるし。
何より、家族なら「不要不急の外出」なんてしなくても、一緒の家に居られる。会うために外に出なくていい。自分の居場所に愛する人がいるのだから。


それでも、私たちはまだあと10年は少なくとも夫婦になることはない。
子供たちが成人するまでは再婚はしない。
私にとって最高のパートナーでも、子供にとっては「知らないおじさん」に過ぎないだろうから。


・・・
結婚できたら、結婚できてたら・・・そんなことばかり考えてても仕方がないから、会えない中でもなんとか繋がりを感じられる方法を考えて、数日前から始めた「ちょい飲み@ホーム」


子供たちが寝た後、お互いにビデオ通話にしてお酒とおつまみを用意して、画面越しだけど乾杯。おつまみ紹介しあったり、一日の最後にホッとできる癒しの時間。土日にする、買い物をしながらの通話と違って、やっぱり顔を見て話せると、ぐっと近く感じる(*'ω'*)
でも、見てると触れたくなる。キスしたいよ。早くまたイイコイイコして。
それまでは、画面越しの誠君を見て、日々を頑張ろう。


長い二人の時間の、ほんの僅かな忍耐の期間。
そう思って頑張ろう。