婚約しました ー謝辞ー

なかなかじっくりブログを書く時間がとれず
3回もの続き物にしてしまってすみません。
いい加減終わります。


前回の記事の続きです。


フランス料理のお店で指輪だとばかり思っていた私に
不意打ちの彼のプロポーズの言葉。


その後二人の指輪が入ったBOXを出してきた彼が
結婚式の指輪の交換のように
私の右手の薬指に指輪をはめてくれました。
私も同じように彼の右手の薬指に。



それだけで、なんだかもう胸がいっぱいになって。



購入したのはいわゆる「結婚指輪」だったから
会社にもお互い付けて行くこと前提って考えると
左にするのは周囲を誤解させそうだよねってことで
右にしようと話してました。


いつか本当に結婚、となるときが来たら
右の薬指から左の薬指に付け替えよう。
それも、また楽しみな将来の約束(*´ω`*)

珈琲屋さんを出て
手をつないで歩く道すがらも
つないだ手に彼の指輪が触れるたびに
じーっと彼の指で光る指輪を見つめて
一人ホクホクと幸せな気持ちを噛みしめて(´ω`*)


『婚約』とは言っても
必ず「結婚」につながる婚約ではないことは
私も彼も分かっています。
仮に「結婚」につながるとしても
早くて10年後。
10歳の息子がせめて成人するまではしない。
それが私と彼の間での暗黙のルール。

指輪は一生、右の薬指のままかもしれない。
それでも良いと思ってます。
右でも左でも
彼が一緒にしようと言ってくれたことに
意味があると思ってるから。

あの日、指輪の交換をして
ずっと一緒にいることを誓い合いました。
帰る家が違っても
朝起きたとき隣で寝ていなくても
夜直接「おやすみ」が言えなくても
お互いが大切で
ずっと一緒にいたいと思い合っていれば
私がしたかった本当の意味の「結婚」は
叶ってると思うのです。

そんな風に思えるようになったのは
ココの皆さんの影響がとっても大きい。
「結婚」という形にこだわって
「あるべき姿」ばかり求めてしまっていた私に
ココの皆さんは、色んな愛情の形、表現の形があると教えてくださいました。

会える頻度、電話の頻度、メールの頻度、みんなそれぞれ違っていて
でも、確かに彼さんと固い絆で結ばれている方をたくさん見てきました。
彼と気持ちが通じていることは当たり前じゃなくて
そう思い合える関係をずっと続けていくことが「幸せ」なんだって。

ココにブログを書いていなかったら
皆さんのブログを読んでいなかったら
私は多分今でも、「形」にこだわって不満を感じていたんじゃないかと思います。

婚約はしたけど、今までと何が変わるわけではなく
これからも一生懸命全力で彼のことを大好きで
彼が喜んでくれる「楽しい時間」を過ごせるよう
心をフラットに素直にいるよう努力する。

それを決意表明としてココに書かせてください。

今後も、よろしくお願いします。  

2020年12月26日 とも

婚約しました ②

前回の記事の続きです。



今年のいつだったかな。
何かの拍子に
以前言ってくれた「いつか指輪を一緒に」の話になって
彼から「年内にはって思ってるよ」と言われていました。


実は私は彼に以前「お揃いの指輪をくれる時期は誠君が決めて。
私はもう急かしたりせずに待ってるから。
ただ、指輪をくれるときは言葉も欲しい。」とお願いしていました。


「覚えてる?指輪をくれるときは、言葉も欲しいんだよ?」
と確認する私に
「うん、覚えてるよ。どんな言葉にするか、考えておく」
とも言ってくれました。


子供たちとの対面を済ませた夏が過ぎて
私たちの間に
「恋人」として二人だけの世界で一緒にいるビジョンだけじゃなくて
子供たちも含めた「家族に近い関係」のようなビジョンもなんとなく想像できるようになって
秋が来る頃には
「指輪はクリスマスの頃かな」って話もしたりして、9月末には指輪を買いに行きました。


そこから2か月ちょっと
12月初旬にようやく指輪ができて
その指輪を携えての特別なデートが「その日」でした。



********************

12月某日。


その日は朝からお天気が良くてぽかぽか陽気の絶好のデート日和。


指輪の交換と誠君にお願いした『言葉』をもらえる日。


私は純粋に、とっても楽しみにしていました。
ドキドキとか緊張とか、
そんな気持ちは全然なくて
ただただ「楽しみ」でいっぱいで。


その日のデートは
近場でモーニングをして、県内の観光スポットに移動、夜に地元のフランス料理のお店でディナー、という予定。


フランス料理のお店は私が以前から一緒に行きたかったお店で

地元では有名な美味しくて、でも堅苦しくない雰囲気の良いお店。

指輪をもらうなら、このお店が良いなーと思って
私から提案したお店でした。

どんなふうに切り出されるんだろう。
やっぱり食事が終わった後かな。
そんなことを想像するのも楽しくって。

そんなこんなで迎えた当日。
美味しいモーニングをした後に某観光地へ。

実はココは、思い出の場所。
付き合って初めて「お出かけデート」をした場所。
初めてだったからか、やっぱりとても印象深くて
以前から「もう一度行きたいねー」と言っていた場所。

この観光地は、街並みを楽しむのが目的なので
2人で可愛いお店を見たり、お寺に寄ってお参りをしたりと
ゆったりとした時間を過ごして
「次来るときはこのお店でこれも食べてみよう」なんて話しながら某珈琲屋さんに向かいました。

某珈琲屋さんは全国展開している超有名なお店ですが
その街並みにあった木造の平屋の造りで
初デートの時に、お茶でも飲みましょうか、と何となく入って
建物の雰囲気や木のぬくもりになんだか癒されて
とっても気に入ったお店。

この観光地に行こうと決めた時も二人して
「あの珈琲屋さんも行こうよ!」と真っ先に出てくるくらい
二人にとって思い出深いお店。


お店の前に立って
2人で顔を見合わせてニッコリ(*´ω`*)
あー変わってないなー。
2年前お店の前で一緒に写真を撮ったことを思い出して今回もパチリ。


お店に入ると更に思い出が鮮やかに蘇って
「前はあそこに座ったっけ?今回はテラスにする?」なんて
会話をしながらガラス張りの屋根付きのテラス席に横並びに座りました。

平日昼間ってこともあってかお店は数組の女性客のみ。
且つ、屋根がついてるとは言え戸外の寒いテラス席は誰もおらず
2人きりの貸し切りの状態。

懐かしさでいっぱいになって
「前に来た時もこのお店のことはとっても印象に残っててさ。今回も絶対来たかったんだ。
次もしまたこの地に来たら、その時もきっとこのお店に来よう?」
そういう私に

彼はじっと私を見て
「次もきっと来ようね。
これからも、ずーっと一緒ですから。」
そう言って一瞬間をおいて
私の手を取って
私の方に身体を向き直して
とても真剣な目で、でも少し照れたように言いました。

「これからも、ずっとずっと一緒ですから・・
だから・・・結婚しますか?」


指輪も言葉もフランス料理のお店だと思い込んでいた私は
彼の意外なタイミングでの言葉に本当に驚いて
脳みそが情報を処理するのにフル回転していたと思います。

本当にほんとーーにビックリして
でも咄嗟に
「はい・・結婚します!」って頭で考えるより前に答えていました。

(もう少しだけ続きます)


婚約しました ①

今年も残すところ10日ばかり。
娘が卒業したり入学したり
色んなことがあったはずなのに
コロナの記憶が濃すぎて、なんだか遠い遠いことのようです。


不安や戸惑い、悲しみや苦しみが多かった一年でしたが
私と誠君にとっては
記憶に残る大切な年にもなりました。


******************
先日、久々に平日に有休をとって
県内のちょっとした観光地に出かけてきた私たち。


この日は特別な特別な日。
待ちに待った日。


付き合い始めて少しした頃
いつか結婚したい、と強く思う私に対し
結婚は必須じゃないと言っていた彼。
実際、二人の気持ちが結婚しようと仮になったとしても
気持ちだけで結婚できないのも事実。


気持ちばかりが募る私に
彼は「いつかお揃いで指輪をしよう」と
ビックリする提案をしてくれて
その日から
いつか二人の指にお揃いの指輪ができる日が来ることが
夢であり目標となった。


過去の記事↓にも書いたように
イイコじゃない私は
彼の愛情を確かめる手段として
他の女性への牽制として
色んな意味で「その日」が来ることを
「早く早く」と焦って
「3年後くらいまでには」なんていう彼に
本気じゃないのでは?と疑いまで持ったりして
本当にダメダメな自分を晒したりもしたけど
先日無事


「その日」を


迎えることができました。


(長くなるので続きます・・・)